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先にやることがつまっていて、修学旅行のことをずうっと書いていないんだけど、忘れそうなので、おもいきって本日書いておきます。
うじゃうじゃしてるうちに、去年のことになってしまった。
最終決定はいつだったか、たしか12月最初か、11月の終わり。
本校舎改築の引っ越しでPTAがかり出された。
終わった後、火の気のない体育館に車座にすわって。
これまでのいきさつで保護者諸子は反対してもどうせ行くことになるんだと踏んでいた、と私はおもっている。
結局反対したって、のれんに腕押し、事を決めといてどう思いますか、みなさんの全員賛成でなければ行けないといいつつ、じりじりとみなさんの賛同を得られるように努力するとやってきた。
たとえ、大勢の反対者がいたとこで、結束していない反対者は押し切られてしまう。そういう構造なのです。
ですから、今回もほとんどのかたがNZ行き決定の日と思ってました。
教育長、開口一番、
「え、みなさん全員の賛同が得られなければ、止めざるおえません」
の一点張り、じゃあ最初からこんな話出さなければ良かったのです。今まで役場の人、教育委員会の人、中学校の先生が視察にNZにいって、全員行かせてやるNZはいいとこだ、治安が良い、原住民との融和政策がオーストラリアなどよりなんとかかんとか、雄大な自然、ビデオは見せられるは、旅行会社の人の説明は聞かされるは、行かせてやると親も子もあおって、さあ本日はその発表が、とおもいきや、
全員の賛同が得られなければ止めざるおえない、100パーセントの人の賛成があるなんてことは100パーセントないわけで、じゃなんでこんな話で生徒たちほかあおったんだ。今まで視察で使ってきた金はいったいどうなるんだ。
反対者がいても行くと言えばいいじゃないですか。そのつもりだったとしか、私には思えない。
反対していた人のなかにも、今日は決まるとおもってきました。体の弱いうちの子もなんとか、態勢をととのえておくりだすつもりです、なんて発言も。
でも、あいかわらず、教育長はみなさん全員の賛同が得られなければとうつむき加減にその一点張り。なんじゃこりゃあ。
2年生のほとんどは行きたいと思ってるここまでもりあげたんだから、もういくしかないでしょう、じゃないともりあげさせられた子どもたちがかわいそう。わたしも教育長のうつむき加減にみなさんの賛同が得られなければに、のってしまった、これは大変な失敗であった。
そういう声に、ではこの場の人たちだけで、拍手によって賛成をえられればそういうことに決めます、ってことになった。まさしく日本的ななあなあな決め方である。まっ最初から、こうやってきめるつもりだったんだと今は私は思ってる。まんまと罠にはまった私はばか。はめたヤツはさすが、ってことになるんだ。
この場に集まっている父兄は100パーセントではないんですよね。さっきまで言ってた全員の賛同が、一人の反対者があってもいけないといってた言葉はどうなったのか、とりあえずこの拍手によってのみ決まった。
「これは2年生の決定ですよね、1年生は保留ですね」
と私が質問するときっぱり、教育長は2年生だけです、と約束した。
よって私も賛成した。
しかしである。
息子が学校からその後、聞いてくる話によると、とんでもない事態がおこらない限り、1年生もNZにいくんだという。話が変とおもいつつ正式発表がないので、そのままにしている。
この件に関して、村の人の数人は村が金だしてくれるんだから、ありがたくいかせてもらえばいいじゃない、なんて言う人がいる。
全額だしてくれるわけじゃないし、だしてくれるったって、それって税金だ。さしたる産業もない村の財政が裕福なはずはない。国の補助があったとしても、まわりまわれば自分の懐から出てるんだから、もう少し、真剣に行政のことについてかんがえるべきじゃないのか。
ニュージーランドは週に飛行機便が5便しかないと聞いた。人があんまりいかないから、当然、航空運賃も高いとか。よって、旅費も高くなる、旅費が高くなれば、旅行会社のもうけは多くなる。たしかにいいとこかもしれないけど、修学旅行としてニュージーランドを旅行会社が勧めるのは、そのへんのこともあるんじゃないのかな。
もしどうしても、海外を体験させたいと真剣にお考えなら、もっと村財政の懐具合を考えてオーストラリアにしたっていいじゃないのかしら。ニュージーランドっていうのは旅行会社の営業にのせられてるとこがあるんじゃないのかと思うのは、私がひねくれてるんでしょうか。また飛行機に乗ってる時間が往復で一日分くらいかかってしまう。貴重な5泊6日の一日分を飛行機の中で過ごすっていうのも、もったいない。エコノミーだろうから、最近とりざたされてるエコノミー症候群でしたか、注意が必要かも。
でもやっぱし、おもうのはなんでニュージーランドにいかなければならないのかってことだよね。
中学生の修学旅行として、片道11時間かけても、高い旅費払っても、他の国とくらべものにならないほどの得られるすごいものがあるのだろうか。そう教育長は確たる信念をもってお考えになり、ことを運んでいらっしゃるのだろうか。
そうだといちよう思っておきましょうか。じゃなきゃあ、いまだに京都に行きたいと望んでいる息子がかわいそう。