〜〜〜〜〜〜〜〜〜 田舎暮らしの収入 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
不景気でも、デフレでも、デブでもハゲでもチビでも、とりあえずなんでもかんでも、お金を持っている人は持っているらしい。たくさんお金持っている人はどこで暮らしたってなんの心配もない。また他の人には真似のできない特殊技能を持っている人もなんとか食っていけるかも。問題は蓄えもなく、今後入ってくる予定もなく、なんの技能もないけど、田舎や森のある自然で暮らしたいと考える欲張りな人たちですね。ほとんど、無理だと思います。今の場で暮らして、いろんなものを倹約してセカンドハウスを建てる。あるいは借りる。あるいは持っている人のところへ転がり込むっていうのがベストでしょう。忠告を無視してもやっぱり、暮らしたいと思う人は、まず絶対に借金、家のローンが、あってはいけません。
田舎に住めば、きっと都会で得ていた収入は得られないでしょう。自然の中でゆったりした時間を望んでいるのでしょうから、あくせく働かないようにしたいです。やっぱりローンはいけません。首をしめます。
家や土地はできることなら、格安物件をさがすか、借りるようにした方がいいと思います。しかし、いきなり知らない人に家や土地は貸してはもらえません。あるいはまともな格安物件にはあたりません。地元の人と知り合うのが一番です。そのためのおすすめコースはまず、その土地の市営、町営、村営の住宅に住むことです。ここからはじめるとうまくいくことが多いと思います。そうすれば、地元の情報もキャッチでき、アンテナを伸ばしていれば、良い大工さんにも巡り会えるはずです。土地の気象や地形による家の建て方なども分かるでしょう。
かくいう我が家は高い金利のローンに四苦八苦しております。いい加減な大工にあたってひどい目にあいました。今度、もし家を建てることがあれば、絶対失敗しない自信はあるんですけど......、
〜〜〜〜〜〜(^ 〜^)〜〜〜〜我が家は無視して、前向きに八ヶ岳に都会から越してきた新住民を例に挙げていきます。そのなかから、あなたなりのいい方法を見つけだしてください。
NO1 我が家xxさんの場合
私はもう20年ぐらい機織り修行をしてきましたが、はっきりいって、出た金のほうが断然多いです。機織りは手間暇かかるので、もし売れたとしてももうかりません。おまけに材料代もかなりかかる。山から採ってくればかかりません。そのかわりまたまたどえらい手間がかかってしまいます。機織りは大先生か産地で企画化されていないともうけはでないでしょう。それでも、今は輸入物におされて苦しいかも。で、草木染めで、洋服をつくったりしていますが、これとてほとんどもうけはありません。私のことを自立していると勘違いしている人がいるのですが、ひとりで森に住んでいるというてんでは自立していますが、経済的には全く自立していません。ほかにこういう文章を書くのが好きで、ちまちまと取材に出かけます。先日も調布まで行って来ました。来週ももう一回行ってこようかと思ってます。インターネットやコンピューターの経費など含めると悲しいかな、かなりの赤字です。
この穴埋めをどうするかというと、まあ旦那の懐をあてにするしかないわけで。
なんとか、自分の食い扶持くらいとは思うのですが、現実問題うまくいかないですね。
静かに寝ていれば金もかからなくていいなんて声もどっかで聞こえてきそうで。
ならば、旦那がどえらいもうけるかというと、そんなわけはないのです。
旦那は映画の監督をしています。映画の監督でしんそこもうかってる人なんてほんの一握りだと思います。一握り以外は、儲かっていない人たちですね。とうぜん、うちんちも後者でして、よって我が家は貧乏です。といいつつ、まあ、それなりにどうにかその日暮らしをしています。
すなわち
NOI XXさんの場合、夫が都会で単身赴任して収入を得て、その収入を田舎の妻と子と家のローンが食いつぶすタイプ
NO2 AAさんの場合
サラリーマン時代こつこつ貯めた金で土地と家を即払いで手に入れた。年金暮らし、プラス退職金と東京での持ち家を売っている蓄えばっちり。こういう人は、かなり余裕がありますね。これからデフレとなるとよけい強気になれます。が、実際、こういうこつこつ貯めている堅実派の人は、かなりのお金を持っていても老後のことは不安のようです。私などからすると、すいごい持っていると思います、それでも不安って、ココだけの話、いったいいくつまで生きるつもりだろうって思ってしまったりして。しかし、年金と蓄えという2重囲いがあります、おまけに家と土地のローンがないから、やはりそこはかとないゆとりがありますね。こういう夫婦はたいてい仲良しで、そろって山登りしたり、趣味にいそしみ、クラシック音楽なんか鑑賞しているかもしれません。はたまた庭には手入れされたハーブガーデンがあったりして。年金と蓄えで絵に描いた老後を幸せにおくるタイプ。
NO3 ABさんの場合はちょっと違います。
職場を中途退社して得た退職金と蓄えをつぎ込んでかなり立派な家を建てた。家と土地にはまだまだローンが残金いっぱい。東京の持ち家(売りたかったけど、思う値段で売れなかった)の借家収入と中途退社なので少ないですが、年金収入あり、プラス行商収入ですね。これだけの収入があれば、普通楽して暮らせるはずなんだけど、大きな家のローンが首をしめてます。NO2のAAさんは夫婦二人分のこぢんまりした家をローンなしで建てている。ココが堅実派と出たとこ勝負派の決定的な余裕の差になっています。そもそもなんで、ABさんが中途退社したかというと、趣味でやっていた陶芸で食っていきたい、やっていけるとおもったんですね。
八ヶ岳界隈、クラフトや工芸で生活を立てている人はいます。が、手間暇かけてつくれば、コストは高くなるのは道理であって、値段のはるものは売れないご時世。大先生のものとて、難しいこの頃。
大きなクラフト市などで、小器用な人たちのつくった木工品ってよくみかけます。安い値段で自己満足で売っている分にはいいんだけど、勘違いしてこれで食っていこうなんて思ってしまうと、どつぼです。
クラフト品は、ある程度やればそこそこつかえるものができてしまうってところがまずいですね。自分のセンスで見かけをつくるから、自己満足しますよね。ってことは、自分は凄い作家かもしれないなんて勘違いしてしまうことって多々あるのかもしれません。凄い作家なんて勘違いしないにしても、これで食っていけるなんて思ってしまったりして。
クラフト市というとこは、かなりすごい作家から、かなりへたくそな人まで同じ土俵にならんでいます、おまけに値段も同じくらいに付いていることも、かなり凄い作家を引き当てたらもうけもの、買う方はよく見極めて買いましょう。これもクラフト市の楽しみの一つかもしれませんよ。
とりあえず、先の見通しが立っていない人は、絶対ローンを組まないことです。ちょっとぐらい手作り品ができるからとそれで食っていこうなんて考えるのは、甘い。
NO4 BBさんの場合
木工家、かなり技術もありセンスもいい。ローンに追われて意に添わない作品をつくりたくないというポリシーを持っている。親が建てた家の敷地内に貰い物のプレハブを改造して住んでいる。妻が木工パズル、アクセサリーなど小物をつくり、夫が家具を制作子供ふたりの4人家族。
収入源は、各地のクラフト市と、個展などでの売り上げ、および注文による家具製作。せまいながらも楽しい我が家、野菜、みそ、つけもの、薫製、ジャムなどなるたけ手作りで金のかからないシンプルな生活をモットーに絵に描いたクラフト田舎暮らしを実践。ほか、クラフトやってる人は、教室をひらいたり、店卸、各地のクラフト市、デパートの催事コーナー、自宅に販売コーナー、個展などにて収入を得ているようです。なぜか、夫婦単位で行動しているケースが多い。これだけでやっている人もいれば、埋め合わせに大工などのアルバイトをしている人もいます。アルバイトをしているうちにクラフトを止めてしまった人もいます。
クラフト家っていうのは、半分水商売みたいなものですから、夫婦のかたわれは、看護婦、塾講師、ピアノ講師、医師などつぶしのきく、仕事だといいですね。
NO5 CCさんの場合
県営、村営などのパブリックな住宅へまず一家で越してきた。夫はアニメーター・在宅で作業するあるいは、東京のスタジオに出かける。子供3人、妻は近所の雑貨屋でパートの店員として働く。夫婦そろって田舎になじみやすいタイプでどんどん知り合いを増やす。おまけに3人の子をとおして知り合いが増える。田舎で知り合いを増やしたい場合、子供は凄く役に立ちます。
地元で知り合った人の情報で競売物件で中古住宅つきの土地を破格値で手に入れ、知り合いになった大工から、材料をわけてもらい、家族で家を改築して住んでいる。近所づきあい、部落内のつき合いもよくする。懇親旅行、運動会、組作業などこなす。すっかり、何十年来の地元民のごとく住んでいる。
このご時世、競売物件は破格値で良い土地が手にはいることがあるようです。地元新聞に目を通しておくのは手です。知り合いは先日国道20号線の近くの山林、しかも大きな道路のすぐそばです。600坪の土地をいくらだったかな、300万とかかなりやすく手に入れました。現場を見ましたが、とてもいいとこでした。素人が競売物件買う場合は、その土地の履歴をみるとか、役場に問い合わせる、不動産やなど知り合いがいたら相談してみるなどしたほうがよいようですが。私はそのへんは詳しくありません。
NO6 DDさんの場合
田舎暮らしを望んで30代で越してきた。まず、パブリックな住宅へ一家で入居。夫は職を探し会社に勤める。妻は代用教員になった。ただし、空きがあったときだけである。一度やっておくとけっこう口がかかるようだ。そのご、妻は介護センターのようなとこの事務職になっている。数年後、土地探しをしてローンで家を建てた。夫婦とも勤め人なので、この場合はローンもO.K.ですね。
ほかまだまだ、事例はありますが、めんどくさくなったので止めます。とりあえず、それなりにみんな暮らしているようです。どれも共通して言えることは、一家全員とくに夫婦が田舎に暮らすことが好きじゃなくちゃうまくいきません。
そうそうもう一つだけ事例を
NO7 EEさんの場合
まず、大きなログハウスを建てた。夫は越してきてどっかの会社につとめだした。子供二人、地元の学校へ通う。妻は自称グラフィックデザイナー。店をやってみたかったということで敷地内にしゃれた2階建ての喫茶店をオープン、小さな手作りケーキとコーヒーで当時800円もとる、ほか、妻のファッションがきんきんもので、土地に合わないなどそれとなく、私たちの仲間で話題になる。
夫手製の犬小屋ができた。雑種犬を飼う。
妻は田舎暮らしを望まなかったが、店はやってみたかったなどコーヒーをのみにいったうちの旦那が仕入れてきた情報。コーヒー店を開いていても田舎の田舎、日に何人客が来たことか、当然赤字経営であったと思われる。
いつの間にか、妻と子供達がまずいなくなった。その後も、夫は家に帰っているらしかったが、その足もじょじょにとおのき、全く帰ってこなくなった。飼っていた犬は綱をとかれたが、主を待って家の周りをうろついた。小さくて、気の弱そうな犬で主がいなくなって哀れさをそそった。私も近所の子たちにまじって餌を与えた。ときどき下の部落にでかけることもあったようだ。人に危害を加えるような犬じゃなかったけど、誰かが通報したらしく、犬は保健所に連れて行かれたそうだ。
ほんとかどうか知らないけど、この一家はバブル期の土地代とログハウスの建築費用が払えなくなり、夫婦別々に夜逃げしたといううわさだ。
最近、このログハウスには絆の強そうな夫婦と幼い子のいる一家が住み始めた。家は以前にもまして活気づいてきた。犬小屋もそのままあるが、犬はまだ飼っていないようだ。