妊娠中に注意すべきこと!



薬を全く服薬していない場合でも、2〜3%ほどの割合で、先天的に異常な子どもが産まれてくるといわれています。

まずは妊娠についての基本的な事について説明いたしましょう

1. 妊娠周期について

月経周期を28日の婦人を基本として、最終月経の開始日を0週0日とする。

最終月経の開始日を0週0日とする 0週0日〜0週6日
1週0日〜1週6日
2週0日〜2週6日
3週0日〜3週6日 ここまでが妊娠1ヶ月
4週0日〜4週6日 ここから妊娠2ヶ月
〜24週 ここまでは流産と呼ぶ
24週0日〜24週6日 ここからは早産
分娩予定日は40週0日である 〜37週 ここまで早産
37週0日〜37週6日 ここから正期産
38週0日〜38週6日
39週0日〜39週6日
40週0日〜40週6日
41週0日〜41週6日 ここまで正期産
42週0日〜42週6日 ここから過期産


2. 胎児への薬剤の影響について
受精前から妊娠3週末まで
(無影響期)
薬剤の影響を受けた場合は着床しません。
そのため胎児への影響を基本的に考慮する必要はありません。
しかし残留性ある薬剤は、注意しなければなりません。
妊娠4〜7週末まで
(絶対過敏期)
この時期は、胎児の中枢神経や、心臓、消化器などの重要な臓器や器官ができる器官形成期に当たります。
そのため、薬剤の影響を最も受けやすい時期です。
妊娠8〜15週末まで
(相対過敏期)
重要な器官の形成は終わっていますが、性器の分化や口蓋の閉鎖などはなお続いています。
薬剤に対する胎児の感受性は次第に低下していきますが
薬剤に対して全く危険性がなくなるというわけではありません。
薬剤服用は慎重に行う必要があります。
妊娠16週から分娩まで薬剤による奇形は起こりません。
しかし、胎児の発育に及ぼす影響や新生児に対する影響が問題になることがあります。
時期投与された薬剤は、胎盤を通過して胎児へ到達します。
そのため解熱鎮痛剤の使用は、胎児の動脈管を閉鎖させてしまう可能性があり、
服用を避ける必要があります。


3. では、実際の薬の服薬について

妊娠4〜13週 この時期は、器官形成期です。
そのため原則としては薬を使用しないほうが良い時期です。
しかし、症状がひどい場合には、症状に応じて処方されます。
この時、感冒薬は実際に服用して奇形などになる確率は非常に低いことを説明し、納得してもらうことが前提となります。
妊娠14週以降 器官形成期はほぼ過ぎています。
しかし、安全とは言い切れないので、妊娠初期に準じて服薬することが良いかと思われます
分娩が近いと考えられるとき。
(妊娠35週以降)
消炎鎮痛剤により動脈管閉塞傾向になることがあります。
そのため、消炎鎮痛剤は使わないことが多いです。



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